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特定非営利活動法人 岩手未来機構

ワークショップWORK SHOP









2015.7.27〜28
長友心平 ワークショップを開催

去る27,28日の2日間、盛岡情報ビジネス専門学校において、長友心平氏の似顔絵授業が行われました。

この授業は、8月23日にイオンタウン釜石で行われる「釜石・笑顔イベント」に先立つもので、長友氏が講師となり、同校の学生9名に、似顔絵の描き方の指導を行ったものです。

一日目は主に目や顔の輪郭などのパーツの描き方や相手の観察の仕方、
二日目は生徒さんがお互いに描き合う実践的な授業となりました。

お互いに絵を描き合う場面では最初15分で色まで塗って描き上げるという練習に始まり、最後は8分で描き上げるように練習しましたが、生徒さん達の吸収の良さには目を見張るものがありました。見る見る上達していき、中には師匠と呼ばれる生徒も出るほどに充実した講座でした。



「相手と話をしながら描くと手が止まったりして難しく感じました。」
「もらった人に喜んでもらえるように描きました。」
「初めは目を大きく描きすぎるなどバランスが悪かったけど、後半はコツをつかんで描けるようになりました。」
など今まで鉛筆一本でしか描いた事がなっかた生徒さん達は不安に思っていたようですが、釜石を笑顔に出来るまでに成長したと思います。
それぞれのタッチや色の付け方、雰囲気、皆違って皆いい!
描く人の個性が見えて楽しい授業となりました。



2015.4.5〜5.4
ホセマリア・シシリア 震災後の「記憶」をたどるワークショップを開催

20154/255/4 スペインよりJOSE MARIA SICILIA氏が来県されました。

2011年より続けてきたSICILIA氏のワークショップも昨年9月に一つの形になり、今回は新たに二巡目をスタートさせる為とご説明すれば良いのでしょうか。 
今回は野田村・普代村・田野畑村・久慈市・宮古市・八幡平市でワークショップが開催されましたが、その一つ一つに同じワークショップは無く、その一つ一つに開催場所への思いをのせたものであった気が致します。

SICILIA
氏の「記憶」を追うワークショップは、今後10年続けられます。 
そのときは、70近くになっているね、とSICILIA氏は笑いますが、きっと今と全く変わらない姿でそこにいらっしゃる気が私にはしています。




【2015年のワークショップのあしあと】
426 野田村仮設住宅
427 盛岡市 
428 盛岡市
429 久慈拓陽支援学校
430 田野畑村 ハックの家
5 1 盛岡市
5月 2 宮古金浜稲荷神社
5 3 八幡平富士見荘




2014.12.20〜23

スイスの建築家 アナ・ダプッツォさんワークショップ開催

スイスを中心に、ヨーロッパで広く活躍する、建築家でありデザイナーでもあるAna D’Apuzzo(アナ・ダプッォ)さんが来日。12月20日に郡山市の今泉女子専門学校、23日に盛岡情報ビジネス専門学校において「建築とファッション〜シェルターとしての役割〜」をテーマに、講義とワークショップを開催しました。

なお、このワークショップで アナ・ダプッツォさんは、「THE PLAN AWARD 2015」のスペシャルプロジェクトのファイナリストとなっております。



今泉女子専門学校でのワークショップの様子

盛岡情報ビジネス専門学校の生徒さん達とワークショップの作品を前に

2014.9.18〜29
ホセ・マリア・シシリア ワークショップ〜福島の子ども達とともに〜

 9月18日から29日まで、スペインを代表するアーティスト、ホセ・マリア・シシリア氏が来日し、福島の子どもたちと共にワークショップを行いました。
ホセ・マリア氏は2011年から定期的に日本を訪れ、被災地の子どもたちを対象として、様々なワークショップを行っています。



9月26日 大越子ども園にて
いつもアイデアが留まることなくあふれてくるホセ・マリア氏。
毎回題材は異なるのですが、今年は鏡を使った作品も。
いったい何が出来上がるのか、子供たちは少し戸惑いながら鏡に映る自分の目・鼻・口をなぞります。
慣れてくると鏡に絵を描くなんて普段はやらないことが面白くなって子供たちは笑顔に!
展覧会では、これがどのような作品になるのでしょう…
それと並行して、子供たちは大きな模造紙いっぱいに色とりどりの蝶を描きました。
終わってホセ・マリア氏は、常に好奇心を持ち蝶のようにこちらの花からあちらの花
へとどこへでも飛んで行けるように、自由でいることが大切なのだと話されました。


 
左/
双葉北小学校  右/大越こども園


9月22日 双葉北小学校にて
ホセ・マリアさんのワークショップは、その時が来るまで、内容や使う道具がわかりません。
事前に内容や進め方が明かされないため、受け入れ側の先生方は戸惑われる場面もありました。
生徒の心の傷を考えての、責任感や、題材についての心配もあったのだと思います。
ホセ・マリアさんは、子どもたちが、先生やスタッフの大人、仲良しの友達など、他人の思惑に引きずられないように、と気をつけていました。
子どもたちは、限られた時間のなかで頑張ってくれました。
小さい子どもたちは、はじめは緊張気味でしたが、次第に楽しみはじめてくれたようですし、大きな子どもたちは、黙々と作業していました。

「彼は何を描いているのか、話を聴いてみて?」と、通訳さんを通して子どもたちに話しかけていたり、興に乗って描いている子どもに「素晴らしい!」「いいね」など褒めたり励ましたりもしていました。


* * * * * * * * * * * *

9月24日 田村市都路子ども園にて
園児25名を対象に、園児に顔の絵を描いてもらったり、粘土で蝶を作ってもらうワークショップが開催されました。
ホセ・マリア氏は、子どもたちは今、蝶のように羽ばたいているが、大人になると色々なものに縛られ
固定されてしまうので、今日の蝶の様な心を思い出してほしいと語られていました。
ホセ・マリア氏はこんな風にしてみたいとか、こんな物を使うのも良いのではないか、、、など次々にアイデアが湧いていました。 楽しい体験をさせて頂きました。

【2014年のワークショップのあしあと】 
9月22日 福島県双葉北小にてワークショップ(いわき市)
9月24日 福島県都路子ども園にてワークショップ(田村市)
9月25日 福島県みどり幼稚園にてワークショップ(田村市)
9月26日 福島県大越子ども園にてワークショップ(田村市)


2014.9.8〜12
マグダレナ・ソレ ワークショップ 〜岩手・福島〜


ニューヨークに在住の写真家・マグダレナ・ソレ氏が来日し、岩手と福島で写真のワークショップを開催しました。
9月7日の来日直後の 8日に岩手県岩泉町小本中学校の全校生徒さん達へ向けて行われた ワークショップの様子です。




ワークショップでは、生徒一人一人が撮影した「家族の写真」を見ながらマグダレナ氏がコメントと指導をしていきます。また、氏が撮影した写真の社会的背景なども交えながら、写真の持つ力について生徒達に語りかけました。

9月9日は盛岡情報ビジネス専門学校にて、9月10日は岩手県高等学校文化連盟写真部の皆様へのワークショップが開催。
9月11日には福島へ移動し、郡山市 A&D国際アート&デザイン専門学校、12日は飯館村仮設児童館で行い、2014年のワークショップは終了致しました。
どの会場も、穏やかであたたかな空気に包まれ、嬉しいコメントも沢山いただきました。
ご協力下さいました皆様、ありがとうございました。





2014.7.29
川口まどか ワークショップ 〜盛岡情報ビジネス専門学校〜


7月29日、漫画家川口まどか先生のワークショップが盛岡情報ビジネス専門学校で開催されました。
岩手のサブカルチャーを牽引する学校と、天才的な表現者とのコラボです。 先生の言葉は一つ残らず若い生徒さん達に吸収された様に思えました。
川口先生に送られたエールに生徒さんはどの様な成長を見せてくれるのでしょう。とても楽しみです。





2013.9
ホセマリア・シシリア ワークショップ
                            〜
世界的アーティストと子どもたちの共同制作

スペインからアーティストのホセ・マリア・シシリア氏が来日したのは2011年6月のこと。
津波によって多くの人たちが自分たちのスペースから追い出されたことを知り、実際に自分の目で状況を確かめようと思ったからだそうです。
東北をまわったシシリア氏はその後も2012年、2013年と来日し、被災地の子どもたちを中心にその体験や思い出を芸術的に表現させるワークショップを精力的に行っています。
私たちは、シシリア氏と共に、このプロジェクトに取り組みました。
 
毎回、異なる題材で行われるワークショップ。
思い思いに絵や粘土の作品を制作し、シシリア氏と過ごす時間を楽しんだ様子の子どもたちには笑顔が溢れていました。
 
また、何年も前から「自分が興味を持つものの音」を研究し、パソコンのプログラムを使ってその音を2次元や3次元の作品に作り上げているシシリア氏。
ワークショップでは「あなたが人生で覚えている最初のイメージや音の記憶」というテーマで、子どもたちの言葉を録音する場面も。
現在「日本スペイン交流400周年」の一環として福島県立美術館で開催されている「ホセ・マリア・シシリア 福島・冬の花」展では、その声が流れています。
是非、子どもたちと作り上げた作品と共に、空間を包む音にも耳を傾けていただきたいと思います。
 
 
  

現代のスペインを代表するアーティストであるホセ・マリア・シシリア氏ですが、側にいるとついそのことを忘れてしまいます。
それは何にも捉われない純粋な心から発せられる優しさ、美しさに知らず知らずにのうちに心癒される豊かな時間。
この素晴らしい出会いに感謝せずにはいられません。
 
シシリア氏と子どもたちとの共同制作の中で感じたのは、純粋な心で感じて受け止める力、考えて理解する力、表現して伝える力の大切さ。
力強く生きる子どもたちに触れて「生き延びるための創作の力を、被災地の子どもたちから学べた」と話すシシリア氏。
次世代を担う子どもたちにとっても、後に大きな力となる貴重な体験になったことと思います。

Past workshop 
  2012  3
  Noda/ Noda Junior high school /Nodamura Nursery
 
  2012 7
  Iwaki/Kuhonji University kindergarten
  Sendai/ Sendai YMCA kindergarten/Taihaku elementary school
  Ishinomaki/Ishinomaki volunteer circle
  Ofunato/ Akasaki nursery
  Kamaishi/ Kosano nursery /Nakazuma  kodomonoie nursery
  Rikuzen takata/ Takada nursery
  Yamada/ Oura nursery / Orikasa nursery 
  Miyako/Atago nursery /Sabara nursery
  Noda/Noda elementary school/ Hinata nursery
  Morioka/Kagano nursery /Morioka Shirayurigakuen kindergarten
  Iwate(cho)/Ukishima elementary school
 
  2013 4
  Fukushima/ Kohitsuji nursery /Fukushima Noda Children's Center
         Hourai elementary school /Hirata elementary school
         Mebae kindergarten /Fukushima Bunka Kindergarten
  Minami Soma/ Seiai Kindergarten / Ishigami daiichi elementary school
          Haramachi daisan elementary school
  Ofunato/Ofunato yume Shopping Mall
 
  2013 9
  Fukushima/Minami fukushima nursery/Rinpokan nursery
         Sasaya bunka Kindergarten
  Iitate/Iitate temporary nursery
  
hoセ・マリア・シシリア 福島・冬の花」展
2013.10.4(FRI)〜12.1(SUN)

2013.10.7 
ケイト トムソン・片桐宏典ワークショップ 〜山田町〜


彫刻家ケイト ・トムソンさん・片桐さんご夫妻が取り組まれている「ポストカード展」が岩手県下閉伊郡山田町のコミュニティセンターで開催されたことに合わせ、お二人によるワークショップが、10月7日、山田町の大浦小学校・放課後学級にて開催されました。対象は一年生から高学年までの約15名で、ワークショップのテーマは「遊び場を作ろう」です。

まず始めはケイトさんの実際の作品ができてゆく課程で、プレゼンのスケッチや彫刻の縮小の模型や写真を見せていただき、平面から立体にしてゆくプロセスを分かりやすく教えて頂きました。

 

ワークショップの内容は画用紙を折ったり、曲げたり、ねじったりして立体を作る練習をした後、芝生をイメージしたグリーンのボードの上に画用紙で様々な遊び場を作るというものです。
各自が好きなカラーの用紙も使い子供達はドアや階段・ベッド・鳥居など自分の世界を創っていきました。
自分がそのサイズにイメージしやすいように人型を用いたりも致しました。
そして最後にみんなの広場を並べました。

山田の子供はみんなあまちゃんのように素直で可愛らしく、ケイトさんも片桐さんも、とても楽しいワークショップができたということでした。
子供たちは普段は宿題をしたりしてすごすのですが、ものを創作することが楽しい様子が伝わってきました
  

2013.5.25
中川直人ワークショップ 〜石神の丘美術館〜


 

5月25日に石神の丘美術館ホールにおいて中川直人画伯によるワークショップが開かれました。
中川先生から「描きたいものの写真を持って来てください」とのご指示を受け、
その写真をもとに、光と影(陰影画法・シェ−ディング)で絵を描くという内容です。 
当日は15名と人数を制限し、中川先生の熱い指導が参加者一人一人に向けられました。 
その中には、県立沼宮内高校の9名の美術部の生徒さんも参加されて、
思い思いに、自分の描きたいものをイメージし、取り組んでは悩み、
また取り組むという力の入るワークショップとなりました。 

生物、人物など、自分の描きたいものを下書きした作品に、黒鉛粉(グラファイトパウダー)や練り消し、鉛筆、布などを使って、光と影をつけていくと、作者が考えもしなかった世界がそこに広がっていきました。
それは、日常、自分が自覚していない、無意識からの自分へのメッセージのようにも感じ、アートの不思議と魅力に圧倒されそれを教えて下さる中川先生の才能とパワーに感銘した貴重な1日となりました。


2011.12.18〜20
マグダレナ・ソレ 被災地でのワークショップ
 


NYの写真家マグダレナ ソレさんが大震災を記録として残す為に、被災地を巡りました。
マグダレナ ソレさんは、『Man On Wire』でアカデミー賞長編記録映画賞をチームとして受賞されており、また全米で最も社会貢献をされた人物に送られる『命の木賞』を唯一カメラマンとして受賞された優れた女性です。
今回岩手未来機構は、マグダレナ ソーレさんの岩手でのスケジュール管理、ご案内をさせていただきました。
マグダレナ ソーレさんは2014年秋再び岩手を訪れます。

今回訪問させていただいた場所
大槌赤浜小学校及び大槌地区
釜石消防署及び釜石地区
久慈慈光寺及び久慈地区
野田地区、大船渡地区、陸前高田地区
(2011/12/18〜12/20)







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