2015.10
岩手とNYをつなぐ邦楽コンサート開催
2015年10月10日と11日、ニューヨークから尺八奏者のラルフ・サミュエルソンさんとエリザベス・ブラウンさん、そして日本からは珍しい一絃琴の家元、峯岸一水さんをお迎えしてのコンサートが開催されました。
10日は久慈市の名刹 慈光寺の荘厳な本堂の中で、沢山の方々が 尺八と一絃琴の奏でる静かで温かな音色に耳を傾けました。
岩手日報(2015/10/12)
11日のコンサートは、盛岡の古い街並みが残る鉈屋町の もりおか町家物語館にて「ニューヨークの風」(主催/もりおか町家物語館 盛岡市・共催/いわてアートプロジェクト2016)と題して古い酒蔵を改修したホールで行われました。盛岡市内だけでなく、県外からのお客様もあり、こちらにも100名近い方々がお見えになりました。
コンサートで最後に演奏された東日本大震災後の情景を詠んた短歌から作曲された「秋 巡りきて」は、多くの人の心に沁み入りました。
下の写真は、右から峯岸一水さん、ラルフ・サミュエルソンさん、エリザベスブラウンさん、長内努さん(もりおか町家物語館館長)松崎浩さん(通訳・日米協会理事) 本当にありがとうございました!
今回の演奏会では、多くの方々から”日本の魂を想い出させられたようだった”とのご感想が
寄せられました。
------------------------
昨日の演奏会は普段感じたことのない本当に混じりけのない純粋な
世界を漂い続けさせてもらったような気がしました。
不思議な感覚でした。一絃琴も尺八も、音楽というよりも、自然界の音のように、
確かにクリーニングされたような気持ちになりました。
日本の楽器の尺八が、
う感慨と、
が、思いがけず、貴方方だけのものではないぞと、
例えば箸の使い方のように、
ユニバーサルに使い込まれると、うれしいような、
す。
私たち日本人は、かなり古より、外から伝えられた文化を、
色々と工夫して、
持っていたのですが、昨日の演奏のように、
破れていき、それは違うぞと見せつけられたように感じました。 (県外・男性)
---------------------------------------
お越し下さいましたみなさまに、心から感謝申し上げます。
理事による講演会事業
2月は当機構理事による、震災に関連する講演会が盛岡と秋田で開催されました。
2月7日は盛岡市マリオスにおいて、当NPO理事の日下将孝理事の講演会、「平成26年度岩手県私立保育園連盟 危機管理セミナー」が行われ、線量計、室内の砂場、除染等、日下理事自身が取り組まれた放射線に関する危機管理のお話などを伺いました。
2月21日は、秋田女性学習センターにおいて、小谷地鉄也理事の講演「震災再考」が開催されました。
野田村の瓦礫を秋田県が引き受けてくださったことや、男鹿市からは「なまはげ」 を寄贈していただいたお礼を秋田の方々へお伝えするとともに、震災時の映像を交え、その時の状況や心情等とてもリアルに、まるで追体験しているようにお話いただきました。
2014.9.9 マグダレナ・ソレ氏「MAN ON WIRE」上映講演会
9月9日、盛岡劇場において 来日したマグダレナ・ソレ氏を囲み、アカデミー賞長編作品賞を受賞した「MAN ON WIRE」の上映交流会が、盛岡情報ビジネス専門学校と岩手高校の皆さんら
約100人をを招き開催されました。
「MAN ON WIRE」は、ニューヨークのツインタワーの間にロープを張り 綱渡りをした一人の男性の物語です。当日は聞き手に元MITアナウンサーの坂口奈央さんをお招きし、楽しいトークショーとなりました。
2014.6.29
大野正勝氏講演会「芸術と癒し」
去る6月29日、盛岡市仙北町にあり、市の文化財にも指定されている徳清倉庫様にて、岩手県立美術館主席学芸員の大野正勝氏を講師に「芸術と癒し」をテーマにした講演会が開催されました。
「美術作品の価値は、作品と観る人との関係によって決まってくる」
「観る人に何を感じさせ、伝え、語り、または想像させる ここではない世界に連れて行ってくれるのか,
そのことに価値があるのだとお話されました。
会場の味わい深い空間と、大野氏の優しい語り口に、そこにいた多くの人が癒されたと感じ、貴重な空間の、貴重な体験となりました。
〒020−0021
岩手県盛岡市中央通1丁目5-8 ライオンズマンション202
・TEL 019−613−7781
・FAX 019−613−7781
・E-MAIL iwatemiraikiko@lime.ocn.ne.jp
・アメブロ http://ameblo.jp/iwatemiraikiko/